必要な資格の準備
産業保健師の転職を考えた時に、まず初めに必要になってくるのが資格の準備です。
どんなに素晴らしい経験や意欲があっても、必要な資格を持っていなければ、転職を実現することができません。産業保健師になるために看護師と産業保健師の資格が必要です。
既に看護師の資格を持っている人が目指すケースが多いですが、もし看護師の資格を持っていない場合は、まずは看護師の資格を取得するところから始まります。
看護師の資格を取得後、必要に応じて保健師になるための学校に通います。保健師の国家試験に合格することで、産業保健師の資格を取得することができます。
また、就職や転職が難しいと言われている産業保健師への転職を実現させるためには、必須である産業保健師の資格以外にも役立つ資格を持っていると有利になります。
例えば、衛生管理者や産業カウンセラーなど保健業務に直接関係するもの、さらにはパソコン、英語など一般企業で求められる資格を持っていると、採用される確率も高くなります。
時には必要な妥協
産業保健師の転職を実現するためには、より多くの求人に出会うことが大切です。そもそも産業保健師は求人の絶対数が少ないので、多くの求人に出会うためには希望のエリアを広げる必要があります。
特に地方では求人が出ていないこともあるので、可能な限りエリアを広げて探しましょう。
また、心構えとしては、短期で求人を見つけようとしないこと!
万が一、転職活動を開始して、すぐに希望の求人を見つけることができたら、もちろん応募するべきですが、産業保健師の求人数は非常に少なく、時間が掛かることを覚悟しておきましょう。
定期的に求人をチェックするだけではなく、複数の保健師転職エージェントに登録を行い、非公開求人(一般には公開されない求人)の情報を入手ることも大切です。
合格率を高めるためには?
少ないチャンスをモノにして無事に採用されるためには、履歴書・職務経歴書・面接をしっかり準備しておきましょう。履歴書は、シンプルで誰が見ても分かりやすく、必要な情報が含まれていることが大切です。
作成した履歴書を自分で見直すだけでは気付かないこともあるので、エージェントの担当者にチェックしてもらうと、第三者の視点から修正することができます。
このように転職エージェントは、求人を紹介するだけではなく、履歴書や職務経歴書のチェックや面接対策なども行ってくれるので、有効に活用しましょう。
登録・利用・求人紹介など全て無料で利用することができます。
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