既に社内の保健室・医務室の仕事が回っている状態で、退職者の補充として雇われるケースがあると思います。
このケースでは、その企業で既にルーチンとなっている社員の健診、保健指導、カウンセリングなどが次々にやって来て、
慣れないうちは業務の多さでパニックになるようなこともあり、最初の大きな壁にぶつかるケースが多いです。
まずは、「来た球をどんどん打つ」という姿勢で頑張ってください。
そういった状況で頑張っているうちに、産業保健師としてやるべきことが体に染み付いているでしょう。
更に、社員さんの活動や業務内容がわからず、役に立つサポートが十分に出来ていないと感じるケースも出てくるでしょう。
そういったときは、出来るだけ社員さんの職場に顔を出して、コミュニケーションを図るようにしてください。
看護師・保健師さんに対して社員さんは圧倒的に多いので大変ですが、組織図に業務の内容やそれぞれの関連性をまとめたりするうちに、
少しずつ各部署やそこにいる社員さんたちの業務や必要なケアが見えてくるようになります。
その企業や事業所で、あなたが医務室・保健室の立ち上げに関わるケースもあるでしょう。
何をして良いのか誰も教えてくれないという自体があなたを悩ませることになります。
社員さんたちの健康を守るために何をしなくてはいけないか、自分で考えないといけませんので、本を読んで勉強するなり、 47都道府県に存在する地域の産業保健推進センターでの 無料の研修を受けたりして企業看護師・産業保健師としてすべき仕事について知識を吸収します。
知り合いなどに企業で看護師・保健師として働いている人などがもしいれば、そう言った方にアドバイスを求めるのも良いでしょう。
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企業への転職活動とは言え、病院への転職と比較して大きく違う準備をする必要はありませんが、倍率が高いことが多いので入念に準備をしていく必要があります。
履歴書でもっとも重要なことは「不備をなくす」ことで、その中でも誤字や脱字は最も評価が下がってしまうものです。誤字や脱字は履歴書を書いた後確認していないということになるので、まず書類作成の前提としてNGです。
病棟では、年末に一定数の看護師の退職が見込めるため、通年採用を行っている病院が多いです。しかし、産業保健師は働き手の母数が少なく退職者の予定も把握しづらいため、
産業保健師になるために、必ずしも臨床経験が必須というわけではなく、新卒や未経験でも可能性はあります。ただ、産業保健師の仕事は職場で1~2名程度の保健師さんが業務にあたる
産業保健とは、現在の労働法で定められているところでは『1,000人以上の従業員が在籍する企業で、常勤の産業保健医を選任しなければならない』とされています。
産業医は「常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに1人以上」の産業医を選任しなければならないという法律があります(3000人以上の場合は、2人以上を選任)。
産業保健師の業務の中心は健康診断の管理、保健指導、健康相談、健康予防、メンタルケアなどですが、これは一般企業でも工場でも同じです。ただ、工場では一般企業に比べて職員の怪我
工場と一般企業とで産業保健師の働き方が大きく変わることはありませんが、一般企業の場合は傷の処置などといった治療行為はほとんどありません。
世間で言われているように、製薬企業は新薬開発の競争が激化しており、その中で製薬企業から治験業務を受託するCROや、治験を行う医療機関のサポートを行うSMOからのCRC
CRAは治験を製薬会社から委託されるCRO(医薬品開発業務受託機関)に在籍します。CROは、製薬会社の間で新薬開発の競争が激化している関係でどんどん仕事が増えているという状態
主に医療機器や用具のメーカーに勤め、フィールドナースとも呼ばれます。自社の製品をより多くの病院で正しく使って頂く事で医療業界に貢献するお仕事です。
ナースが企業で働くと一口に言っても、色々な働き方が存在します。産業保健師(企業看護師)には大きく分けて医務室、クリニカルディレクター、治験関連の3つが存在します。