技術営業・アフターケアで医療業界に貢献するクリニカルスペシャリストの仕事内容

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クリニカルスペシャリストの仕事内容

クリニカルスペシャリストとは

二人の看護師

主に医療機器や用具のメーカーに勤め、フィールドナースとも呼ばれます。 自社の製品をより多くの病院で正しく使って頂く事で医療業界に貢献するお仕事です。

仕事内容としては、病院に対する販売を目的とした「技術営業」としてのお仕事と、販売後の「アフターケア」の2つにわかれます。


技術営業

セールスサポート、プロダクトスペシャリストなど呼ばれます。
メインの営業担当と同行でお客さんである医療機関に訪問し、 自社製品の技術面の説明や実際に動かして見せるデモンストレーションなどを行います。 お客さん先だけでなく、展示会やセミナーで複数のお客さんを相手に説明するようなケースもあります。

更に医療機関側では説明を聞いた担当者が購入出来る立場にあるとは限りません。院内で合意を取って購入に至ります。 そのため、担当者が社内で説明するために提案資料をパワーポイントなどでわかりやすく作成してあげる事も 仕事の一つになります。

また、自社の製品を代わりに販売してくれる代理店・販売店と呼ばれる立場の人に大して説明やデモンストレーション、 更に販売のコツを伝えてあげることも重要な業務です。

アフターケア

販売後のポストセールスのフォローの業務を行う人をクリニカルアドバイザー、アプリケーションスペシャリストなどと呼ばれることもあります。 小さな会社では技術営業もアフターケアも同じ人が行う場合もあります。

業務内容は、自社の製品を導入してくれた病院のドクターやナースに対して、製品の使い方の説明や、 周辺の医療知識などを提供します。

クリニカルスペシャリストに求められるもの

ボードを持った看護師 当然、自社の製品の使い方を覚えれば良いというものではなく、製品まわりの医療知識が必要になりますので、 看護師さんの臨床経験が生きてくるでしょう。

また、大勢の人に説明するようなケースがありますので、高いプレゼン能力が必要です。 更に、相手にわかりやすく説明して納得してもらう必要がありますので、論理的に話を整理する力も求められます。

これらは クリニカルスペシャリストとして働くうちに付いていく能力ですので、はじめから持ち合わせている必要はありません。

お客様である医療機関は地方にも存在していますので、対応エリアは広域になりがちです。従って出張対応できることが求められます。 自動車での移動も多いので、普通免許を持っていることが望ましいです。

医療機器メーカーは外資系の会社が多いため、英語力が求められる場合もあり、 TOEIC750点以上などと条件を設けている企業も有ります。

風土や業務内容は企業によってまちまち

以上がクリニカルスペシャリストとしての概要です。企業が外資系か日本の会社か、 更に扱っている製品群や企業の規模の大小で風土も業務内容も求められる能力も大きく変わってきます。

クリニカルスペシャリストを経てキャリアアップされるようなケースも多くありますので、 一度求人サイトに登録して専門のエージェントに相談してみてください。

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