『大学で保健師を取り、病棟で働いていると保健師資格が全く役になっている気がせず、保険業務がある産業保健師を希望していました。
ただ、転職希望時期に産業保健師の求人が全然なかったので、途方に暮れていました。そんな時に企業の健康診断をメインにやっているクリニックがあることを知りました。
毎日多くの予約で朝早くから大変ですが、一部の患者様への健康指導を行っています。数は多くないものの、毎年利用してくださる患者様の1年前の数値よりも改善すると一緒に喜べる楽しみがあります。
こんな職場もあったんだな~と、紹介してくれた友人には感謝しています。』
子育ても少し落ち着いて、託児所付きの病院で働く必要もなくなり、自分のやりたいことに挑戦したいと思い始めていました。
産業保健師という仕事を知り、土日祝休みという点と、予防医療への興味で仕事先を探していました。ただ、保健師資格がない私には書類を送った時点で芳しい結果が得られない状況でした。
そんな時に、保育園での看護師という仕事を紹介会社の方に教えてもらったんです。保育園での看護師の仕事というのが、正直全然想像がつきませんでした。
大きく言えば企業で大人を相手にすることが、園児が対象になる…そんなわけで、子育て経験がある私にはとても興味深い仕事でした。
保育園での仕事は、看護業務以外に保育や雑用、保護者対応と多岐に渡り、正直大変に感じることもたくさんあります。
でも園児達の健康指導や、保護者の皆さんへの予防意識の向上の一助を担えるように頑張りたいと思っています。
それに、子どもたちはとても可愛いので、企業で大人を相手にした健康指導よりは私には合っていたのかな!?と思っています(笑)産業保健師という固定概念にとらわれてしまうと、他に似たような仕事があることや、自分の経験が活かせる職場が見えなくなってしまいます。
色々な場面で経験を活かしながら、予防医学に取り組むことができるのを、皆さんにも知っていただきたいですね。
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企業への転職活動とは言え、病院への転職と比較して大きく違う準備をする必要はありませんが、倍率が高いことが多いので入念に準備をしていく必要があります。
履歴書でもっとも重要なことは「不備をなくす」ことで、その中でも誤字や脱字は最も評価が下がってしまうものです。誤字や脱字は履歴書を書いた後確認していないということになるので、まず書類作成の前提としてNGです。
病棟では、年末に一定数の看護師の退職が見込めるため、通年採用を行っている病院が多いです。しかし、産業保健師は働き手の母数が少なく退職者の予定も把握しづらいため、
産業保健師になるために、必ずしも臨床経験が必須というわけではなく、新卒や未経験でも可能性はあります。ただ、産業保健師の仕事は職場で1~2名程度の保健師さんが業務にあたる
産業保健とは、現在の労働法で定められているところでは『1,000人以上の従業員が在籍する企業で、常勤の産業保健医を選任しなければならない』とされています。
産業医は「常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに1人以上」の産業医を選任しなければならないという法律があります(3000人以上の場合は、2人以上を選任)。
産業保健師の業務の中心は健康診断の管理、保健指導、健康相談、健康予防、メンタルケアなどですが、これは一般企業でも工場でも同じです。ただ、工場では一般企業に比べて職員の怪我
工場と一般企業とで産業保健師の働き方が大きく変わることはありませんが、一般企業の場合は傷の処置などといった治療行為はほとんどありません。
世間で言われているように、製薬企業は新薬開発の競争が激化しており、その中で製薬企業から治験業務を受託するCROや、治験を行う医療機関のサポートを行うSMOからのCRC
CRAは治験を製薬会社から委託されるCRO(医薬品開発業務受託機関)に在籍します。CROは、製薬会社の間で新薬開発の競争が激化している関係でどんどん仕事が増えているという状態
主に医療機器や用具のメーカーに勤め、フィールドナースとも呼ばれます。自社の製品をより多くの病院で正しく使って頂く事で医療業界に貢献するお仕事です。
ナースが企業で働くと一口に言っても、色々な働き方が存在します。産業保健師(企業看護師)には大きく分けて医務室、クリニカルディレクター、治験関連の3つが存在します。