「産業保健師になるコツ①」では、いかに多くの産業保健師の求人と出会うかについて見てみました。 まずは数を当たることは非常に重要ですが、次に重要なのは合格率を高めることです。
通常の看護師や保健師の採用であれば、元々転職者に対して求人が多いこともあり、非常に合格率は高いのが一般的です。 しかし、産業保健師ではわずかな門に多くの求職者が殺到するケースが多いので、書類や面談で落とされてしまうことが多く、 合格する確率のほうが低いのが実情です。それでは、その低い合格率を少しでも高めるにはどうすれば良いのでしょうか。
産業保健師の職場は、看護師や保健師は1人から数人という少数で回しているケースがほとんどです。 従って、育てるという余裕はありませんので、多くの場合は即戦力と見込まれる人が採用されます。
では、どういった人材が即戦力と見られるのでしょうか。まだ企業で働いたことがないという読者の方にも出来ることはありますので、 ご紹介します。
●派遣で経験を積む
派遣や短期バイトで産業保健師の仕事を見つけることも出来ます。
例えば、ナースパワーでは、短期での求人を多く扱っていますので、
まずは登録してみてそういった求人が出ているかどうか問合せてみてはいかがでしょうか。
完全な未経験と、短期でもいくつもの現場を見ているのとでは、採用する側からの見え方は大きく違います。
●研修で勉強する
地域の産業保健推進センターというものが有るのをご存知でしょうか?
産業医や産業看護職などの産業保健関係者を支援するための施設で、各都道府県に配置されています。地域にも依りますが、
月に1度程度の研修が行われていますので、参加してみてはいかがでしょうか。
事前にしっかり勉強し、現場をイメージ出来ていれば大きなアピールになります。
●安衛法の勉強をしておく
労働安全衛生法とは、企業で働く労働者の安全と衛生について定めた法律で、
企業で看護師さんや保健師さんが働くときの核となる考え方がまとまっています。
社会保険労務士の資格取得のためのテキストなどもたくさん出ていますので、
読みやすそうなものを利用して研修や派遣の現場でのことを体系的に整理して行くと良いでしょう。
ここまで、産業保健師としての転職のコツについて見てみました。求人が少なく合格率が低いため、 途中で心が折れそうになることもあると思いますが、不合格は「縁がなかった」と割りきってどんどんチャレンジしてください。
先輩に聞く!転職成功ものがたり
「友達に自慢出来ます」現役産業保健師に転職方法と現在のお仕事について聞きました!
プロが教える産業保健師になる方法
「安易な気持ちではダメ」転職のプロに内定を勝ち取る3つのコツを聞いてみました。
密着取材!産業保健師の1日の動き
職場視察から社員面談にプレゼンまで。大忙しの産業保健師さんの1日に密着取材!
産業保健師が人気の理由
働き方はまるでOLさん♪産業保健師がナースに人気の理由をまとめています。
残業や休日は?産業保健師の勤務形態
2週間の長期休暇も可能?!産業保健師の休暇についてまとめています。
私達、産業保健師になれませんでした
「結局、保育園で働いています」産業保健師をあきらめたナース達のその後に迫りました。
産業保健師の給料・年収
夜勤無しでも給料UPも可能!産業保健師のお給料の目安をご紹介!
産業保健師の求人の探し方
希少な産業保健師の求人に効率よくに出会うコツとは?
合格率はこうすれば上がる!
研修・派遣・資格の取得など、選考からの合格率を上げる方法を紹介しています。
産業保健師に必須・有利な資格
産業カウンセラーなど、持っていると選考で有利な資格をご紹介します。
「友達に自慢出来ます」現役産業保健師に転職方法と現在のお仕事について聞きました!
「安易な気持ちではダメ」転職のプロに内定を勝ち取る3つのコツを聞いてみました。
職場視察から社員面談にプレゼンまで。大忙しの産業保健師さんの1日に密着取材!
働き方はまるでOLさん♪産業保健師がナースに人気の理由をまとめています。
2週間の長期休暇も可能?!産業保健師の休暇についてまとめています。
「結局、保育園で働いています」産業保健師をあきらめたナース達のその後に迫りました。
夜勤無しでも給料UPも可能!産業保健師のお給料の目安をご紹介!
希少な産業保健師の求人に効率よくに出会うコツとは?
研修・派遣・資格の取得など、選考からの合格率を上げる方法を紹介しています。
産業カウンセラーなど、持っていると選考で有利な資格をご紹介します。
企業への転職活動とは言え、病院への転職と比較して大きく違う準備をする必要はありませんが、倍率が高いことが多いので入念に準備をしていく必要があります。
履歴書でもっとも重要なことは「不備をなくす」ことで、その中でも誤字や脱字は最も評価が下がってしまうものです。誤字や脱字は履歴書を書いた後確認していないということになるので、まず書類作成の前提としてNGです。
病棟では、年末に一定数の看護師の退職が見込めるため、通年採用を行っている病院が多いです。しかし、産業保健師は働き手の母数が少なく退職者の予定も把握しづらいため、
産業保健師になるために、必ずしも臨床経験が必須というわけではなく、新卒や未経験でも可能性はあります。ただ、産業保健師の仕事は職場で1~2名程度の保健師さんが業務にあたる
産業保健とは、現在の労働法で定められているところでは『1,000人以上の従業員が在籍する企業で、常勤の産業保健医を選任しなければならない』とされています。
産業医は「常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに1人以上」の産業医を選任しなければならないという法律があります(3000人以上の場合は、2人以上を選任)。
産業保健師の業務の中心は健康診断の管理、保健指導、健康相談、健康予防、メンタルケアなどですが、これは一般企業でも工場でも同じです。ただ、工場では一般企業に比べて職員の怪我
工場と一般企業とで産業保健師の働き方が大きく変わることはありませんが、一般企業の場合は傷の処置などといった治療行為はほとんどありません。
世間で言われているように、製薬企業は新薬開発の競争が激化しており、その中で製薬企業から治験業務を受託するCROや、治験を行う医療機関のサポートを行うSMOからのCRC
CRAは治験を製薬会社から委託されるCRO(医薬品開発業務受託機関)に在籍します。CROは、製薬会社の間で新薬開発の競争が激化している関係でどんどん仕事が増えているという状態
主に医療機器や用具のメーカーに勤め、フィールドナースとも呼ばれます。自社の製品をより多くの病院で正しく使って頂く事で医療業界に貢献するお仕事です。
ナースが企業で働くと一口に言っても、色々な働き方が存在します。産業保健師(企業看護師)には大きく分けて医務室、クリニカルディレクター、治験関連の3つが存在します。