【産業保健師の転職】志望動機の例文<NG例>

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産業保健師の転職:こんな志望動機はNG

 

ゴミ

 

前回は「志望動機の書き方」と「志望動機の例文」についてお伝えしました。

今回は、その逆で『書いてはいけない志望動機』を紹介します。例文と一緒にチェックしてみましょう。

 

NG例文1: 悪印象を与えてしまう内容

 

私が産業保健師を目指す理由は、世間の健康に対する意識に疑問を感じているからです。普段から健康に意識を向けて、自分の健康管理に責任を持つ必要があるにも関わらず、軽い頭痛だけで病院に行く人もいれば、安易に薬を飲む人も多くいます。

病院も薬も結構ですが、軽い症状でも来院したり薬を大量に買うことで、病院やクリニックの混雑や、本当に薬が必要な人に届かないなど、迷惑になっている現状があります。産業保健師になって、このような現代の問題を変えていきたいと思っています。

 

あながち間違ってはいないかもしれませんが、言葉の使い方や選んだ内容が、問題の解決よりも不満に思えてしまいます。また、書き方がキツイせいで、他者を攻撃・否定するような人物だと判断されかねません。社会問題に目を向けることは大切ですが、できる限り前向きな言葉を選んで表現することが大切です。

 

NG例文2: カジュアル過ぎる言葉遣い

 

私は今までずっと看護師として働いていました。看護師の仕事も良いのですが、できれば世の中の健康志向ブームに乗っかって仕事をしたいと思い、産業保健師になることにしました。

看護師だった時には内科で働いていたのですが、生活習慣病の患者さんの多くは運動不足でビックリしました。これから産業保健師になったら、まずは多くの人の運動不足を解決して、病気を未然に防ぎたいと思います。

 

文面がカジュアル過ぎて、幼稚な印象を与えてしまいます。正しい敬語を使おうとするあまり、何が言いたいのか分からない志望動機も良くありませんが、この場合は言葉自体は分かりやすくても、産業保健師になる理由が明確とは言えません。

 

NG例文3:自己中心的な志望動機

 

これまで、病院の看護師として働いてきました。夜勤や遅番もこなしていたのですが、バタバタする日が多く、夜勤も辛いため産業保健師に転職しようと決めました。

産業保健師であれば、夜勤や休日出勤もなく、残業も少ないと聞きました。また、企業で働くので、福利厚生や給与の面でも希望の条件に合っていました。プライベートと両立できる仕事をして、前向きに人生を楽しみたいと思います。

 

極端な例文ですが、志望動機の内容が自己中心的になっています。このような志望動機では、企業側が「この人物を雇うことによるメリットは何なのか?」と疑問を持ってしまいます。同様に、雇用する側は前職の愚痴や不満に興味がありません。

産業保健師の志望動機の本音でしょうが、履歴書を書く時や面接の際は、企業にとって雇用するメリットは何なのか?を意識することが大切です。

なお、保健師転職エージェントでは、求人の情報だけではなく、履歴書や職務経歴書の書き方もレクチャーしてくれます。効果的な志望動機やNGな内容など、添削をしてくれるエージェントもあるので、有効に活用しましょう。

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