こんにちは、ハナコです。
週末のお天気が良いみたいで、とっても気持ちが良いですね♪
関東は今週あたりが紅葉の見頃でしょうか??素敵な週末をお過ごしくださいね。
さて今回のお題は【確定拠出年金のあれこれ】について。
先週のお題が【退職金制度について】だったのですが、その中で軽く触れた確定拠出年金について、少し話を掘り下げてみたいと思います。
先週ブログ→退職金制度について
確定拠出年金には2種類ある
確定拠出年金は、実は2種類あります。
それは企業型と個人型です。
企業型
所属している企業で確定拠出年金制度を導入しているところは、企業型になります。
会社の人事部などにより、運用会社、運用商品をピックアップしています。
会社からの拠出と合わせ、規定により個人からの拠出が可能です。
つまり…会社の拠出分に合わせて、自分でも拠出することで積立金を増すことができます。
メリットは運用会社や口座、商品選択を会社側がピックアップしてくれるため、投資先が選びやすい点です。
確定拠出年金に詳しくない方でも、比較的加入しやすいことです。
しかしデメリットは、運用会社や商品が与えられている選択肢の中からしか選べないため、手数料が安い運用会社や、自分の好みの商品選択をすることができません。
個人型
確定拠出型年金制度を導入していない企業にお勤めの方、自営業の方まで広く加入することができます。
(2017年1月以降は、制度改定され公務員や主婦の方も加入できるなど幅が広がります!)
メリットは運用会社や商品を手数料の安いところを選べる点。しかしデメリットは、数ある会社、商品の中から選びたい商品をどうやって選ぶのか決めきれない方が多い…という点です。
商品の選択方法は企業型も個人型も人それぞれ、元本保証が良い方もいれば、ハイリターン狙いの方もいると思います。
しかしどちらにも言えることは、手数料が低いものを選ぶことが大切と言えます。
掛け金については、年に一度変更も可能です。また商品のスイッチングも可能なので、運用成績や生活で必要なお金などに合わせて掛け金や商品を選択していきましょう。
確定拠出年金の一番のメリット
企業方、個人型どちらにも言えることですが、確定拠出年金制度を利用する一番のメリットは税制優遇される点です。
掛け金は年末調整で所得控除されるため、様々な税金額が減額されます。
一般的な投資活動で年20%の運用をすることは至難の業であることに対し、確定拠出年金であればMAX2万3000円の月々の掛け金で20%程度の運用益と同じくらいの金額が手元に残るということです。
確定給付型の退職金制度を導入している企業も減っており、年金も現在を同じ金額を期待できない世代の皆さんは、是非一度ご自身の福利厚生を見直してみると良いでしょう。
これは産業保健師さんが働く一般企業の方にも、病院や施設で働く看護師さんにも言えることです。
勤め先の制度、国の制度をうまく利用して、将来への備えをしたいものですね!
byハナコ