退職金制度について

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こんにちは、ハナコです。

先日の首都圏の雪には驚きましたね。
11月の降雪は54年ぶり、積雪は観測史上初…とのこと。首都圏は雪に対しての備えはほとんどないので、毎年、毎回てんやわんやですね。
近くのガソリンスタンドは、スタッドレスタイヤに交換する車で溢れていました。
時期外れの雪は、これが最後にしてもらいたいですね…
台風も雪も、自然災害は予期せぬ怪我などもあり病院も意外な忙しさがあり、勘弁して!!という気持ちですね(^_^;)

さて今回のテーマは【退職金制度について】です。
年金が将来なくなる!?どうやって備えるの!?なんて、色々な説に踊らされ、心配している方いらっしゃいませんか?

退職金制度はありますか?

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あなたの働いている病院、会社では退職金制度ってありますか?
例えば新卒の頃に職場を選ぶ際に、退職金制度って気にしたことありますか?
正直、私は気にしていませんでした(笑)
働く中で、他社と比べて「退職金制度って、あるところとないところがあるんだ!」と気づいたくらいです…。
改めて福利厚生を調べてみたら、退職金制度があった方。ラッキーですね♪

日本の退職金制度は、一般的には確定給付型の退職金制度を指しています。
では確定給付型の他に、どんな制度があるかご存知ですか?
それは確定拠出型と言われる退職金制度です。

あなたの職場に退職金制度があった場合、確定給付型と確定拠出型、どちらの制度をとっているか確認してみましょう。

 

確定給付型と確定拠出型って?

同じような言葉ですが、実は中身は全然違います。

確定給付型年金

企業と社員で年金を毎月積み立て、ある時期からの退職金の給付金額が決まっている制度のことです。
一般的に「勤続3年以上が対象」と、退職金支給の対象者も決まっております。

簡単に言えば、10年勤続するといくらの退職金がもらえる…と、事前に確定しているものとご理解ください。

確定給付型のメリットは、勤続すればするほどに退職金の金額が高くなります。
更に勤続さえしていれば、退職金をもらえることがほぼ確約されています。確約がある安心感が、確定給付型のメリットと言えるでしょう。

しかしデメリットは…
企業は退職金積立を、運用会社へ委託して資産運用しています。
つまり、景況感によって運用成績が変わるということ。運用成績が悪い場合、企業が補填するため利益が圧迫されます
利益が圧迫される=皆さんの賞与に影響がでることもあります。
また万が一企業が倒産など存続の危機になれば、退職金の大幅な見直しが入ることもゼロではありません。
実は絶対安泰!の制度ではないのです。
また期間を短く退職してしまった場合、掛け金を次の会社に持っていくことはできませんので、掛け金の無駄とも言える制度です。

 

確定拠出型年金

最近メディアでも言葉を聞きませんか?
現在の制度は会社員、個人事業主に限られておりますが、2017年1月から法律変更があり主婦、公務員も加入できるよう枠が広がります。

確定拠出型は、給付型のように60歳の時点でいくら支給しますと、金額が決まっておりません。
全ては、加入者の選んだ運用実績により、支給額が決まるのです。

えっ、それってすごいリスクですよね!!と声が聞こえてきそうですね。
おっしゃる通り、リスクはゼロではありません。それはデメリットと言えましょう。
しかし運用する商品を自分で選ぶことが可能。元本保証のものから、ハイリスクハイリターンのものまで様々。

更に確定拠出年金の最大のメリットは、所得控除が受けられるということ。
会社員の場合、最大で月2万3000円まで積立が可能です。年間27万6000円も所得控除となるのです。つまり税金対策(笑)

 

確定給付型は、以前の日本の終身雇用制度を象徴する制度。
今は確定拠出型に大企業を中心に移行しております。あなたの職場の退職金制度、改めてチェックしてみましょう♪

 

 

byハナコ

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