
ストレスと向き合う産業保健師の仕事
多くの会社員がストレスを抱えている現代のビジネス環境。産業保健師はストレスを抱えた社員たちをケアし、そのストレスを軽減させるためのサポートを行います。
社員のストレスチェック
広く知られているように、ストレスは放置してしまうと様々な病気の原因になります。
特にオフィスでは、ノルマによるプレッシャー、上司や同僚との人間関係、取引先や顧客対応、長時間勤務など、多種多様な理由で多くの社員がストレスを抱えながら働いています。
そんな中、近年は社員のストレスチェックが義務化されつつあります。
産業保健師が社員のストレスチェックを行い、病気の発症を最小限に抑えるためにストレス解消や健康促進のための指導を行います。
言い換えれば産業保健師として働くなかで、多くの人のストレスと向き合うことになります。
1人で企画して実行
産業保健師は、ほとんどの場合、1社につき1人なので、たった1人で社員のストレスチェックや健康診断を計画し、医療機関と連携して進めなければなりません。
また、ストレスチェックや健康診断などの結果も、産業保健師が1人でまとめて、必要な社員に健康指導を行うなど、1人で仕事を進めることが好きな人にとっては、仕事に集中しやすく働き甲斐を感じることができますが、誰かとコミュニケーションを取りながら仕事をすることが好きな人にとっては、孤独を感じることもあります。
社員のストレスに目を向けて、社員の健康を守ることは産業保健師の大切な仕事の一つです。
しかし、社員の健康を正しく把握し守るためには、産業保健師も自分自身の健康に注意する必要があります。孤独を感じやすい人は、仕事以外の時間で友人と出掛けるなど、適度な息抜きをしましょう。
また、オフィスでの仕事で運動不足になりがちな場合は仕事が終わってからジムに通って身体を動かすことも適度なストレス発散に繋がります。
社員のストレスに負けないこと!
社員のストレスチェックをしている中で、仕事の悩みなどを打ち明けられることがあります。
ストレスが溜まる話ばかり聞いていると、つい自分自身もストレスを抱えているような錯覚に陥りがちですが、社員のストレスに負けてはいけません!
ストレスが溜まる話でも、それを聞きながら、どのように解決へ向けて動けるか?を考え、常にポジティブ思考で乗り切る必要があります。
社員の健康を守ってくれる産業保健師がポジティブでいることは、社員にとっても相談しやすい相手となり、信頼を得ることができるでしょう。