産業保健師として働く3つの魅力

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産業保健師の3つの魅力

3つ

 

産業保健師が看護師よりも人気が高い理由は幾つかあります。今回は産業保健師として働くうえでの「3つの魅力」を紹介します。

平日昼間の時間で働くことができる

産業保健師は一般企業に所属して社員の健康管理などを行います。

そのため、病院などで働く看護師とは異なり、夜勤や休日出勤がなく、残業もほとんどないため、決まった時間で働くことができます。

健康診断前など、忙しい時期はありますが、シフト制でもないので、育児とも両立しやすく、お子さんが保育園に通っている時間内に働くことも可能です。

育児や家事との両立、または家族の介護など、家庭内での時間を充てるために、かつては看護師としてバリバリ働いていた人が産業保健師に転職するケースが多々見られます。

もちろん、結婚や育児とは関係なく、基本的な勤務時間が平日の朝~夕方であることに着目して、プライベートを充実させるために、産業保健師を選ぶ人もいます。

仕事だけではなく、その他のことで時間を使いたい人にとって、産業保健師の規則的な勤務時間は、大きな魅力として見えるでしょう。

給料が高く安定している

保健師の職場と言えば、都道府県などの保健所や市区町村の保健センターなどがメインですが、産業保健師は一般企業に勤務します。

産業保健師が駐在している企業は、大きな企業が多いため、他の保健師に比べると給与が高く、賞与も支給されることがほとんどです。

しかし、勤務時間が規則的で、企業の経営状況も安定しているので、転職や退職をする人が少なく、求人を探すことが難しい仕事でもあります。保健師としての転職を考えている場合は、自力で探すことは著しく困難なので、転職エージェント等に登録し、根気強く紹介を待つようにしましょう。

なお、給料は高く安定していますが、病院勤務の看護師のように、夜勤や休日出勤がないため、夜勤手当や休日出勤手当、残業代などを加算すると、看護師の方が高給与のケースも多々あります。

やりがいのある仕事

産業保健師は社員の健康管理を把握し、アドバイスなどを行う仕事で、健康診断のスケジュール進行や医療機関との提携などを行い、必要に応じて社員に働きかけ、健康上の問題を解決していきます。

また、社員の問題が少なくても、予防の意味も込めて、病気や怪我を未然に防ぐための対策やウォーキングなどのイベントなども企画します。

企業にもよりますが、1人でコツコツと働く環境に置かれながらも、社員と密にコミュニケーションを取ることは、やりがいにも繋がります。

一方で、看護師の精神的な負担となる医療ミスなどの懸念が少ない点も、安心して働けるポイントです。

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