こんにちは、ハナコです。
毎週末、台風の話題がある8月終わり…。
台風の話題が上がる度に、来週仕事に行けるのかな?って不安になりますよね。
医療従事者のみなさんは、簡単にシフトを空けることもできませんから…戦々恐々とした気持ちで、台風の進路図を眺めていらっしゃることでしょう。
今回の台風、直撃しないように心から願っております。
さて本日の話題は『ストレスチェックのその後…』です。
昨年12月に実施されたストレスチェック制度の義務化。
何回かこの話題に触れてきました。
大企業を中心に、1回目のストレスチェック実施はできたことでしょう。
現場での声はいかがでしょうか?
社員に浸透しているの?
私の周りで、ストレスチェックをした!という人はまだ聞いておりません。
実際の浸透率、回答率はどんなものか…と、個人的にとても気になっておりました。
そんな矢先、日経新聞でレオパレスの実施状況の記事を見かけました。
当初の回答率は65%程度だったそうです。
「そんなに高い回答率だったんだ!」というのが、正直なところです(笑)
未回答者からの声は、
・忙しくてアンケートに回答する時間がない
・意義が分からない
・プライバシーの漏洩が気になる
と、こんな意見があったそうです。
日々の業務を時間外までこなす社員にとって、数十分の時間が業務外でとられるということは、相当な意義を持っていないと優先順位が下がるのは分かりきったこと。
当初未回答だった35%の社員に、意義の周知が徹底できなかったことは、準備段階で上手く啓蒙できていなかったということでしょう。
これから2年目を迎える上で、もっと徹底した準備が必要になりますね。
しかし実際にストレスチェックから450名が高ストレス状態と診断され、8名が部署異動に対応してもらえたとのことでした。
もしストレスチェックがあと1年遅れていたら、450名全員が退職していたかもしれません。(少々大げさですが。)
もちろん異動後の8名が異動先できちんと業務が遂行でき、ストレス状態が低くなってこそストレスチェックの成功とも言えるのでしょうけれど…
1年目に実施した結果をきちんと検証いただき、ストレスチェックの意義と、今後の運用に活かしていただきたいですね。
医療従事者からの声は?
実際に診断する側の医師の声、気になりますよね。
予防医療の一環…と考えますと、予備軍の防止という意味でとても意義があるものと捉えていらっしゃるかとおもいきや…
実際はアンケートに答えた4000名以上の医師の半数以上が「無意味」「あまり意味がない」と考えているのだそう。
半数以上って…結構衝撃的ですよね。
社員も回答が後手後手になっており、更に診断する医師が意味がないと思っている人が多い…
導入した背景と、生み出されるであろう結果のギャップがひどく大きいように感じます。
みなさんは、どのように感じられますか?
byハナコ