産業保健師の悩み【一般編】

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産業保健師の悩み【一般編】

本

 

安定した職場環境で働けるため人気が高い産業保健師ですが、産業保健師として働くなかで、様々な悩みを抱えています。

そんな「産業保健師の悩み」を【一般編】と【仕事編】に分けて、お届けしようと思います。今回は【一般編】です。

同感!と思ってくれる産業保健師の方がいたら幸いです。

 

「保健師」を理解してもらえない

「産業保健師」の存在を知らない人は、まだまだ多く、初めて会った方に職業を聞かれた際などに「産業保健師をしています」と答えると、かなりの確率で「産業保健師って何?」と聞かれてしまいます。

なかには、保育士と勘違いされて「子供と関わる仕事は大変でしょう」と言われることもあるようです。

そんなやりとりが面倒なため、保健師の中には、職業を聞かれた時に近い職業である「看護師」や一般企業で働いているので「OL」と答える人が多いそうです。

「保健師」であることは、さらに興味を持って聞かれた場合のみに答えるようにしている、との声が目立ちます。

 

インフルエンザの季節はストレスが溜まる

冬

 

企業で働く社員の健康を守る産業保健師は、インフルエンザが流行する季節になると、ピリピリしがちです。

社内でのインフルエンザの流行を避けるために、うがいや手洗いを呼びかけたり、病気から身体を守るための対策を考え、情報を共有します。

また、社員の健康を守るだけでなく、自分自身もインフルエンザにならないようにマスクをしたり、手洗い・うがいを細めにするなど、自分がインフルエンザになってしまわないようにプレッシャーを感じ、この時期はストレスを抱えがちになります。

保健師になることが大変だと知られていない

保健師になるためには、まず最初に看護師の資格を取得しなければなりません。その後、保健師になるための勉強をして、国家試験に合格する必要があります。

さらに資格取得だけでも大変なのに、求人数が少なく競争率も高いため、産業保健師になることは非常に難しい現状です。

しかし、保健師自体があまり知られておらず、なかなか高いハードルをクリアして仕事に就いたことを理解してもらえません。

職業を聞かれて「看護師」と答える人の中には、説明が面倒なだけでなく、自分がどのような仕事をしているのか?をすぐにイメージしてもらいたい人もいるようです。

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