こんにちは、ハナコです。
暑いですよね～
寝苦しいですよねぇ～～
救急を担当している看護師さんに聞いた話ですが、どれだけ啓蒙活動をしても高齢者はエアコンを付けない人が多いのだとか。
それに真夏でも、重ね着している方が多いという話を聞いたことがありました。
タンクトップ1枚に短パンで過ごしたい！と思うのは、今だけ…！？30年、40年後には厚着をして夏を過ごしているのでしょうか…
でもみなさん…やっぱり熱中症は怖い症状ですから、しっかり適温を保って過ごしてまいりましょう(^_^;
エアコンが苦手…という方も、無理し過ぎないことが重要ですね。
さて今日のお題は、新卒の給与についてです。
改めてどうした！？と思いませんか？きっと産業保健師を目指している看護師さんは、ある程度臨床でも経験がある方も多くいらっしゃると思います。
新卒の給与なんて、今更知っても何にもならん！とお思いですか？
■大企業の新卒の給与って？
看護師のみなさんは、新卒でも早くて1ヶ月、遅くて半年頃から夜勤が始まります。
大学病院の方は、残業も多く新卒1年終わってみた年収が450万以上もらっていた…なんて方も、少なくないですよね？
では産業保健師を採用するような、いわゆる大企業はどのくらいの給与か…考えたことありますか？
厚生労働省が算出したデータによると…
<男性>
大学卒：20万1800円
高専・短大卒：17万3000円
高校卒：16万100円
<女性>
大学卒：19万6500円
高専・短大卒：16万8400円
高校卒：15万3600円
例えば専門過程を卒業した正看護師さんで、女性の高専・短大卒：16万8400円という金額が該当することになります。
保健師を持っているような大卒の看護師さんで、大学卒：19万6500円。
ご自身が新人の頃に頂いていた給与と比較して、いかがですか？
企業の場合、夜勤もありません。
この金額に加算されるとすれば、残業手当くらい…でしょうか。（営業会社であれば、個別のインセンティブがあるかもしれませんね。）
仮に賞与をフルでもらえたと過程して計算しても、19万6500円×12ヶ月分+19万6500円×賞与4ヶ月分（おおよその平均額）=年収314万4000円。
年収314万4000円という金額は、みなさんにとってどの程度の金額に感じますか？
高いと感じますか？安いと感じますか？
■経験加算は難しい？
看護師の初任給と大企業の初任給を比較してみたところで、産業保健師の給与について考えてみたいと思います。
医療現場の場合、臨床経験を加算する…という分かり易い方法で給与計算されます。
しかし産業保健師の場合、産業保健師を経験しました！という経験がある方は、ほぼ皆無…でしょう。
すると臨床経験をある程度加算されるのですが、臨床で経験したことと、産業保健師として求められるスキルや知識は異なります。
思っていたよりも、提示された給与が低い！？ということがあるのは、経験加算をしにくいからなんですね。
もちろん産業保健師は専門職ですから、上記の総合職と比べると若干給与が良いことも多いです。
しかし新卒ベースでも月額プラス2万円前後くらいのもの。
産業保健師の初任給は、350万前後…と思って転職活動をされると、400万以上いただけた時の喜びもひとしおですよね(^_^;)
byハナコ
