病院が「ブラック化」し、企業保健師の募集にナースが集まる

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2013年5月のライブドアニュースで ブラック企業化する医療現場 という記事が書かれていました。もちろん全ての病院ではありませんが、

日勤-当直-日勤で連続48時間勤務、月間労働時間が300時間超……こんな状況も決して珍しくない

とのこと。大規模な病院でそういった働き方を身近で聞いたことはありませんが、中規模以下で一度に人材が流出した後などではありえないことでは無いでしょう。サービス残業を取り締まる立場の残業労働基準監督署のスタッフがサービス残業をしている(←私の友人がこれです)のと同様に、病院で働くスタッフの心身の健康が確保されていないと、患者さんも気が気ではありません。

ブラック企業化する医療現場

 

 

 

 

 

 

特に厳しい労働環境に置かれている医師たちですが、看護師も同様です。看護師の退職理由でも

日看協の調査で、職場環境に関する離職理由では「勤務時間が長い・超過勤務が多い」(21.9%)が最も多く、次に「夜勤の負担が大きい」(17.8%)が多かった。

としています。こういった状況の中で、夜勤や勤務時間の負担、医療ミスの心配が少ない産業保健師の仕事に注目が集まるのは当然と言えるでしょう。今後も続く医療の人材不足を埋めるために、海外からの医療スタッフを受け入れたり結婚出産後に現場から離れている看護師さんの復帰を支援するなど、社会全体として取り組むべき課題は多いのではないでしょうか。

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