転職失敗談~その2~

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こんにちは、ハナコです。

9月に入って、急に朝夕の風に冷たさが交じるようになりました。
昨日まであんなに暑かったのに!!と、ちょっと寂しくなってしまう私がいて。不思議なものですね。
8月以降、台風、台風、台風…で。水不足が懐かしいくらい。今年の夏は猛暑でもあり、雨も多かった夏に感じますね。
来週の台風、九州、関西地方にお住まいの方は十分お気をつけくださいね。

さて今週は、先週に続き転職失敗談~その2~を送りたいと思います。
転職失敗談って、多かれ少なかれ体験したことがある方いらっしゃいますよね?

先週の転職失敗談はこちら→転職失敗談

■他店舗に苦戦!

病院での経験6年を経て、念願の産業保健師になったCさんのお話。

初めての産業保健師。色々情報収集してはいたものの、産業保健師の友達もいないのでネットで収集できる程度だったそうです。
実際にCさんが入社したのは、本社がアクセス抜群の丸の内にある大手企業。
支店もキーステーションを中心に展開しており、企業規模を考えても将来への安定を期待しての就職でした。

500572さて他店舗展開しているこの会社。Cさんは本社に出勤しながらも、エリアの店舗へ出張することがとても多かったそう。
実際に現場で業務をしている社員を本社に呼ぶことができず、Cさん自らが赴くスタイルだったそうです。
工数としては当然かもしれませんが、1週間のうち2日、3日出張なんてこともザラ。
実際に現場でのデータまとめや、本社での会議出席など行ったり来たりがとても大変。時間内で業務が終わることなんて1週間のうち1日あるかないかで、時期によっては深夜までの残業が続く日も多いんだそうです。

大手企業=安定は大学生の就職活動でも考えられることですから、Cさんの気持ちはとてもよく分かります。
しかし大手だから!と飛びついてしまうと、1人体制の産業保健師が相手にずる社員の数が多く、1人で抱え込まなければいけないことが増える!とも言えますよね。

よ~く考えて会社選びをしたいですよね♪

■暇すぎて合わなかった!

大学病院で8年間、病棟経験を積んできたDさん。
心臓外科病棟6年、脳外科病棟2年と、まさに急性期を代表する病棟で経験を重ねていらっしゃった経験は、病院への転職でも引く手あまた。そんなDさんが就職したのは「名前は聞いたことがある!」という中堅規模の企業の医務室でした。

最初は慣れない業務に四苦八苦したそうですが、慣れてくると…
全社員のデータ集計(入力)や、産業医とのスケジュール調整、健康便りを定期的に配信する…など、健康診断でもない限り単調な毎日を過ごしていたそうです。
定時に帰って、自分の時間を過ごせて、土日祝は毎回お休みができる。大学病院の頃と比べると、夢のような日々を過ごしているのに、どこか物足りないと思ってしまう自分がいた…そうです。

『羨ましい!!!』と思う看護師さんが多いでしょうけれど、実際やり甲斐を考えてみると『私には合わない職場だな』とDさんは思ったそうです。
看護観や、性格によっては合わないと感じる看護師さんも多いようです。

産業保健師の経験がある看護師さんには、必ずどうでしたか?と聞いていましたが、何かしら合わない理由があって臨床現場に戻っていらっしゃるようでした。
しかし『合わない』と感じるのも、産業保健師になったからこそ分かることです。
憧れの産業保健師の現場も、良いことばかりではありません。それは病院でも、施設でも、企業でも多かれ少なかれ失敗したなってことはある!ということ。
それが妥協できるか、できないかがポイントです。自分の中の大切にしたい優先順位を改めて考え、これからの転職活動のものさしとして活かしてくださいね。

 

byハナコ

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