こんにちは、ハナコです。
今年は気づけば桜の見頃が長い!
日本人としてはとてもうれしいことですよね★
なんて言いながら、ワタクシ毎年お花見しておりません…笑
皆さんは、素敵なお仲間との花見はできましたか?
さて新年度が始まり2週間ほど経過いたしました。早いものです。
ここ数回のブログで、企業で働く保健師について考えてきました。
企業が運営している病院、コールセンターなど様々ご紹介しましたが、一番身近なのは…そう、介護施設。
中でも有料老人ホーム、サ高住など近年本当に増えており、看護師さんの求人を探すと介護施設での求人の多さに驚きますよね。
介護施設の種類について
介護施設と一括りに言っても、有料老人ホーム、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウス…色々種類があって、どこの施設でどんな利用者様がいて、どんな業務が待ち受けているのか気になりませんか?
まず有料老人ホームについて考えてみたいと思います。
有料老人ホームは企業が運営しているケースが多く、利用者様からの入居金、月額利用費などを収益としており、会社によって金額もまちまちです。
中には◯億円の入居金に、30万以上の月額利用費を必要とする公休老人ホームから、入居金無料の有料老人ホームまで幅広くあります。
有料老人ホームの中には介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホームがあります。
分かりやすいポイントは、前者から介護度、医療度が重いということ。
介護付有料老人ホーム
食事、排泄介助、入浴など生活に必要な介護のサポートを受けられ、更に胃ろうや気管切開など医療のケアを必要とする利用者様も入居が可能です。
つまり…介護度が高めになり、医療処置も必要となることから、看護師の配置をしているホームがほとんどです。
看護師の処置内容は胃ろう、吸引、在宅酸素、ポートなどが行われることから、ある程度臨床で経験がある看護師さんの方がオススメです。
医療度が高いため、急変時の対応なども求められることが多いでしょう。
吸引が必要な利用者様がいらっしゃるため、夜間帯も看護師を配置しているホームが多いです。
看護師さんの働き方については、夜勤有りの常勤となります。もしくは施設で夜勤専従パートをお探し中の方も、介護付有料老人ホームを中心にお調べになってみると、希望の求人が出てくることも多いでしょう。
住宅型有料老人ホームよりは少し少ないですが、全国の有料老人ホームの4.5割くらいを占めるのが介護付有料老人ホームとなっております。
住宅型有料老人ホーム
全国の有料老人ホームで、約半数を占めるのが住宅型有料老人ホームです。
介護付有料老人ホームと同様に、一般企業が運営しています。
介護付有料老人ホームとの違いは?
分かりやすいポイントは、介護付有料老人ホームはお元気な方も入居が可能ということです。
逆に要介護度の高い方、医療的な支援が入居時から必要な方の受け入れをしていないホームもあります。
そのため、平均介護度は介護付有料老人ホームと比べて低めなケースが多いです。
しかし…利用者様も年々ADLが落ちていくことは、世の中の高齢者は皆さん共通。
新しいホームでこそ介護度は低めですが、開設5年、10年を数えるホームでは平均介護度3.5を越えるようなホームも少なくありません。
介護度が低く、自立の利用者様が多いホームでの看護業務はまさに健康管理がメイン。
バイタルチェックや、利用者様からの健康相談など。医療処置もほとんどなく、医療従事者として物足りなさも感じられるほど!?
レクレーションも多いので、カードゲームや麻雀、陶芸など様々なレクを一緒に行うことも多いです。
しかし介護度が高くなってくると、介護付有料老人ホームと変わらない医療処置が看護師にも求められます。
健康型有料老人ホーム
健康型有料老人ホームは、全国でもほとんどない施設なので、慣れない響きだと思います。
これは文字のまま…想像が付きますよね?
自立されていて、健康な高齢者の方が入居されているホームになります。ジムや映画館、カラオケ、レストランなど生活を楽しむための施設が併設されております。
ただ入居は要介護がなく、お元気であることなので介護が必要となった場合は原則退去をしなければいけません。
退去した利用者様が行く先が、介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームということですね。
健康型有料老人ホームの中にはケアマネや訪問看護があり、訪問看護を受けることができる施設もあります。
こういった施設では、看護師の常駐していることが少ないため看護師の求人はあまり見たことがないと思います。
byハナコ
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