こんにちは、ハナコです。
急激に暑さが増して来たり、大雨が降ったりと、相変わらずお天気に振り回されるような毎日ですよね。今年は目立つ災害がないと良いのですが…。
しかし、あまりにも猛暑日となると、臨床現場で働く方は熱中症の対応も増え、夏休みが故に看護師も少ない中でより大変な日々をお過ごしのことと思います。
そうなると、夏休みもしっかりあり、時期的な要因で大きく労働時間が変わらない産業保健師の仕事に強い興味をいてしまいますよね。
さて、前回産業保健師の方が保健師、看護師以外に様々な資格を取得しているというお話をしました。
前回は8割程度の方が取得する『衛生管理者』についてお話いたしました。
今回も、多くの産業保健師さんが取得される、または取得を予定しているという資格についてお話していきたいと思います。
■産業看護師登録ってなに?
現在全国で産業看護師登録をしている看護師さんは、1188名いらっしゃるそうです。
この産業看護師登録という資格については、おおよそ半数の方が取得されています。また、未取得者の中でも3割程度の方が今後取得予定と答えているため、産業保健師をする上では大切な資格の1つと言えますよね。
産業看護師登録って、初めて聞いたという方も多いと思います。
産業看護師登録とは、日本産業衛生学会が運営する資格で、5年ごとに産業看護職継続教育システムのカリキュラムで、40時間&20単位以上を取得し、産業看護師登録の更新手続きができるとされています。
つまり、産業保健師として継続的に学びを深めるための制度ということですね。
運営元の日本産業衛生学会が定める登録方法は、保健師であれば誰でも、看護師であれば必要条件を満たす者であれば、産業保健看護専門家制度登録者試験に受験し合格した方は、「産業保健看護専門家制度登録者(以下登録者)」として日本産業衛生学会に登録することができるとしています。
以前までは、基礎コースを修了し調査研究論文が合格することで、登録産業看護師として登録が行われていたそうですが、平成27年度から制度が変更になりました。
看護師の必要条件を満たす者…が気になりますよね?
必要条件とは、自己学習(受験対策としてのファーストレベル準備講座の開催しています)をしていただき、上記登録者試験を受験してもらうという流れになるそうです。
こちらも制度変更前までは、産業保健師経験2年以上あり、規定の講習を受講しレポート提出の必要がありました。現行制度の方が、より産業看護師登録は身近になってきた資格と言えますね。
byハナコ