こんにちは、ハナコです。
徐々に日が長くなってきましたね。
冬は18時前には真っ暗になってしまい、なんだか損な気分がします。ここ最近は、18時頃でも薄暗いようになってきたので「まだ明るい!何かしようかな。どこかに出かけようかな。」なんて気分になれます♪
ちょうど世の中はプレミアムフライデーに湧き上がっています。
プレミアムフライデーなんて、どんな会社が導入できるの!?と思っていましたが、意外と導入している企業がありますね。
しかし医療現場では、プレミアムフライデーもくそもない!という感じでしょうか。
きっとプレミアムフライデー以前に、残業なしで帰れれば十分…そんな看護師さんが多そうです。
さてそこで、産業保健師の繁忙期っていつ!?気になりませんか?
産業保健師が忙しいのは春?
4月に新入社員が入社し、5月に健康診断を行う企業が多いです。(健康診断のクリニックによると、5月は企業の健康診断、夏~秋に自治体の健康診断を受け入れるという話をよく聞きます。)
健診車が企業に来る場合、社員は一括して受診が可能です。
都心部の企業では、健康診断を外部のクリニックに委託しているところが多く、社員と健康診断日の調整を行います。
希望日程を調整するなら、お手のもの!と思われがちなこの作業。実は結構骨の折れる作業だそう。
特に営業部はお客様とのアポイントが優先されるため、予約されていた健康診断日程で受診できる社員が少ないのだとか。
何度も再調整の挙句、会社が奨励している期間に受診が終わらない…
実は、この社員に健診を早期に完了させることは重要な作業なのです。
と言いますのも、健康診断を受診してもらったデータを産業保健師が分析、必要に応じて産業医に相談し、社員へフィードバックするという作業があります。その後必要に応じて保健指導を行うことになります。
全体データから分析を行い、データを可視化、広報までを行い、産業保健師の健康診断は終了するのです。
最初からつまづいてしまうと、後の仕事が進まなくなります。産業保健師経験者の方からは春先は憂鬱だと話を聞くことが多いです。
産業保健師は暇そうにみられる?
産業保健師の方から多い不満といえば「社員から暇そうにみられている」「社内での立場弱い」といった話。
産業保健師の保健指導があるのは、健康面の数値に問題がある、メンタルで懸念がある社員。大半の社員は、産業保健師と関係のない日々を送っています。
すると仕事をする姿が見えない社員からは、「産業保健師って、何してるの?残業とかもないでしょ?」なんて、心無い言葉も耳にするんだそうです。
確かに衛生保健は企業の直接の利益に結びつくような生産活動は行っていません。しかし利益を作り出す社員の健康を守る大切な役目を担っています。
皆さんプライドを盛って仕事をされていますから、心無い言葉や社内での立場が弱いことで居心地の悪さを感じる産業保健師も少なくないそうです。
byハナコ