こんにちは、ハナコです。
先日の春一番以降、暖かいと感じる日が増えてきましたね~。
春の訪れはとてもうれしい!とともに…
やっぱり来ました。花粉症。
風に乗ってムズムズ、かゆかゆ…中国から来た知人に聞いたところ、中国では花粉症の人は少ないんだとか!!
その方も、日本に来て5年以上経って花粉症になったと言っていました。
日本の杉パワーはすごいですね(汗)
さて今回のお題は、行政保健師のお仕事についてです。
行政保健師の役割は?
産業保健師の求人をお探しの方の中には、以前行政保健師として働いたことがある…行政保健師の求人も視野に入れている…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「保健師の仕事」というカテゴリの中では、産業、行政、学校と大きく分けられるため、並行して考えていらっしゃる方がいても不思議ではありません。
産業保健師の仕事が企業内の予防医療をベースとした保健業務とすれば、行政保健師は地域の予防医療を担うと考えると非常にシンプルですね。
行政の場合は、新生児~高齢者まで非常に幅広い年齢層の地域住人が対象となるため、産業保健師よりも業務は多岐に渡ります。
身近なところでは新生児の自宅訪問、予防接種周知、感染症予防の呼びかけ、障害者(児)へのサービス提供、高齢者への健康相談会の実施…など、役所を訪ねた時にポスターで広報している医療関係のものは行政保健師が行っているのです。
これからより少子高齢化が進む日本では、行政保健師の仕事はより高齢者向きにシフトしています。
高齢者が1人でも健康に自活した生活を送れるための予防、ケアと、地域医療や介護との連携も行政保健師にとっては重要な役割です。
年々新たな感染症や、インフルエンザが猛威をふるうなど私たちを取り巻く環境も年々変わってきています。
住民1人1人が暮らしやすい健康の維持を考える、とても大切でニーズも高い仕事と言えますね。
産業保健師と業務、関わり相手は異なりますが、保健師の業務としてみなさんがイメージする仕事は行政保健師の方が近いと思います。
行政保健師のメリットとデメリット
行政保健師の仕事は素晴らしいじゃない!是非チャレンジしてみたい!!と思いますよね♪
産業保健師よりも、ハローワークや行政の広報誌などで求人を目にする機会が多いので、行政保健師を目指す方には朗報と言えます。
行政保健師で正社員ということは…そうです、公務員になれます!!安定で人気のお仕事です。
興味がある仕事ができ、更に安定も得られるのはまさにメリット。
ただ公務員の募集時期は、4月入社が大半です。
前年度には募集が開始になっており、年度途中では正社員採用がないケースも多いので、早め早めの就職活動の必要があります。
また公務員試験の場合、年齢制限があることも多く注意が必要です。
さらに年度途中の場合は、非常勤採用(契約社員、業務請負など)の場合が多いです。
また正社員の枠は狭く、フォローのために非常勤の求人が多く出ていることも多いので、この点がデメリットと言えます。
非常勤の場合、病院や介護施設と比べても1割前後時給が低いため、給与高めを希望される方にもあまり向いている職場とは言えません。
公務員の給与形態は、若いうちに基本給が低く、年齢とともに定期昇給していくのが給与モデルです。
夜勤有りの病院でバリバリ働いていた方だと、比較して給与が大幅ダウンするように感じるでしょう。
稼ぎたい方よりは、保健業務に挑戦したい方や、働き方に魅力を感じる方へオススメしたいです。
byハナコ