こんにちは、ハナコです。
やー…暑い!暑いですね。
今朝の情報番組で、39都道府県に猛暑注意報が出ておりました。
猛暑注意報、新しい言葉が出てきましたね。
そんな暑い中、リオオリンピックも始まりました。更に甲子園も開会間近。暑い中でもバリバリ運動している方もいらっしゃるのですね。。
くれぐれも熱中症にはご注意いただきたいものですね。
さて本日は、コンサルタント時代に産業保健師の経験がある看護師さんから聞いた、産業保健師の悩み…について、お話したいと思います。
■一番多く聞いた悩み
皆さん口をそろえておっしゃるのは、求人数の少なさ!
実際に探したことがある方は、お感じのことと思います。実際にインターネット上で「産業保健」と検索しても、なかなか求人がヒットしません。
ハローワークでも、見かけるのは病院や施設、訪問看護の求人ばかり…
求人が少ないということは、転職先がないということになりますね。次の職場がないとなると、気軽に転職をするわけにはまいりません。
病院で働いていると、ちょっと働き方を変えたい!人間関係が合わない!転居して遠くなってしまった!などの理由でも転職先を探すことができますが、産業保健師の場合は苦戦をすることになるでしょう。
今の職場での折り合いをつけるために、どうしよう…そういった悩みが一番多く聞かれました。
■孤独との闘い!
産業保健師は、社内で看護師が1名しか在籍していないケースが多くあります。
1人に課せられる責任の重さや、逃げ場がない孤独感、相談する相手がいない寂しさなど、在籍が1人だけが故の悩みは尽きません。
入社後に手取り足取り教えてもらえることも少ないようなので、受け入れ体制や教育体制についても、疑問を持つ方が多いようです。
昨年始まったストレスチェック制度のように、新しいことが始まった場合に相談相手がいないのはとても不安なものです。
自分の進め方が正しいのか?社員への満足度は高いのか?不安になりますね。
産業保健師に相談に来る社員は、営業や技術者など様々でしょう。
相手によって答え方を変えてみるものの『営業経験がない人に何が分かるんだ!』と一喝されて落ち込んだ…なんて方もいらっしゃいました。
知識を駆使し医療面からのアドバイスをしても、異なる職種が故に聞き入れてもらえないなんてこともしょっちゅうあるそうです。
同じ社員という立場ではありますが、気難しい患者さんに向き合う気持ちで気長に頑張るという姿勢が大切です。
憧れの産業保健師という仕事に就いても、働く上での悩みは尽きませんね。
byハナコ