心理相談担当者ってなに?【ハナコの部屋】

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こんにちは、ハナコです。

毎日毎日暑いですねぇ…お天気が良いのはとても嬉しいことなのですが、毎日うだるような暑さ…というのは、少々うんざりしますよね。

そんな、夏らしい暑さの8月がスタートしました。休日には熱中症のお子さんが搬送されるニュースも多いですから、夏休み期間中のお子さんの過ごし方には、要注意ですね★

 

さて前回、前々回と産業保健師とその他の資格についてお話をさせていただきました。

今回も産業保健師の資格の続きとして、『心理相談担当者の資格』についてお話させていただきたいと思います。

 

■心理相談担当者ってなに?

心理相談担当者とは、中央労働災害防止協会(中災労)の認定する資格となっています。

心理相談専門研修を受講する事で登録される資格で、心理相談員とも呼ばれています。

心理相談担当者は、厚生労働省が推進しているトータルヘルスプロモーションプラン(THP)の一員として指定されています。

厚労省のサイト上では『ストレスに対する気づきの援助、リラクゼーションの指導、良好な職場の雰囲気づくりを担当する。』ということが役割として記載されています。

ストレスに対しての気付き、リラクゼーション指導や良好な雰囲気づくりという表現を見る限りでは、2015年12月より開始されるとしているメンタルヘルスチェックの実施内容と合わせて考えても、必要とされる資格(技術)と言えますね。

産業保健師を勤める方へのアンケートでは、3割強の方が併用して取得している資格が心理相談担当者です。

プラスアルファの資格として、考えて良いでしょう♪

 

24cb00d73e3a52cb84568d8f057dd874_s■心理相談担当者ってどうやって取得するの?

心理相談担当者は、中災労の実施する3日間の『心理相談専門研修』と受講し、協会に登録することにより心理相談担当者の資格を受給することができます。

研修を受講するには、受講資格が必要となります。その受講資格とは、次のものになります。

・4年制大学で、社会福祉、保健、心理(認定心理士を取得することが出来る水準)に関する課程を修了している

・保健師資格の所有者

・衛生管理者の資格を有し、3年以上ヘルスケアにおける面接または相談対応の実務経験がある

・看護師(助産師)の資格を有し、健康に関する面接や相談の実務経験が1年以上ある

・運動指導専門研修またはヘルスケア・トレーナー養成研修を受講し、課程を修めている

 

研修の実施は、おおよそ月1回以上様々な場所で実施されています。

東京、大阪では複数回実施されているので、3日間の連休が取得できる時を見計らって申し込んでみると良いでしょう。

気になる費用は、5万円弱ほどです。企業によっては、取得の費用負担も検討してくれる職場もあるそうです。

必要度に応じているため、福利厚生の確認をしてみましょう。また産業保健師のキャリアアップとしても良い機会になりますね。

 

 byハナコ

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