健康面からメンタル面へ変化した産業保健の歴史と保健師の役割・仕事内容

  • ホーム
  • 産業保健師の役割と仕事内容

《保健師の働き方を知る》
産業保健師の役割と仕事内容

50人以上の従業員がいる会社は産業医必須

複数の保健師 産業保健とは、現在の労働法で定められているところでは『1,000人以上の従業員が在籍する企業で、常勤の産業保健医を選任しなければならない』とされています。

また、それ以外の事業所でも50人以上の従業員が在籍している場合は、嘱託産業医を選任しなければならないとされています。

産業医、保健師などを中心に組織された安全衛生管理スタッフは、従業員に対しての安全管理を行うのが産業保健の概念になります。


産業保健師の役割

健康面からメンタル面へ、変化する産業保健師の役割

産業保健は古代ヨーロッパの時代から2,000年頃まで、多くは外傷や中毒症状などの健康問題を課題にしていました。

紀元前ヨーロッパでは外傷や鉛中毒への対応、近現代では1911年に制定された工場法に代表されるように、製造工場や炭鉱現場での職業疾病が産業保健の対象でした。

しかし、近年では現代病とも言われるメンタル面でのケアと予防医学が大きな役割を占めるようになってきました。

働き方や人間関係でメンタルを崩す従業員も多くいる中で、内面の相談に応じていくことも産業保健のスタッフにも要求されています。

また、健康診断や感染症の予防の周知徹底を通して、社員が快適に長く勤められる環境を整えていくことも、現在の産業保健には求められています。

産業保健師の主な仕事

仕事内容は予防の周知と健康問題への対応

チェック作業をする保健師

具体的な産業保健師の仕事内容ですが、基本は現代の産業保健のあり方でも触れたように、様々な予防を社員に周知することです。

夏の風邪や食中毒、冬のインフルエンザなどに加え、流行りの感染症も多々ありますので、従業員に対して予防対策を広報します。

また健康診断などの結果を集計し、健康管理、生活改善などに役立てる資料を作成し、社内に広報することで、より健康な生活を送ることができる基盤を作ることが求められます。

もちろん、日々社員からメンタル面や、健康面での相談があった際に相談にのることも、大切なお仕事の1つです。



このページのトップへ
サイトメニュー
産業保健師になりたい
産業保健師が人気の理由
プロが教える産業保健師になる方法
先輩に聞く!転職成功ものがたり
産業保健師の求人の探し方
合格率はこうすれば上がる!
産業保健師ならではの面接対策
産業保健師の履歴書・職務経歴書のコツ
いつから始める?転職スケジュールの目安
産業保健師に必須・有利な資格
未経験・臨床経験なしの新卒もOK?
私達、産業保健師になれませんでした
産業保健師の働き方を知りたい
産業保健師の役割と仕事内容
残業や休日は?産業保健師の勤務形態
産業保健師の給料・年収
産業医・人事などとの連携が必要
密着取材!産業保健師の1日の動き
どんな職場が有るの?
医務室(工場)の仕事内容
医務室(オフィス)の仕事内容
治験コーディネーターの仕事
臨床開発モニターのお仕事
クリニカルスペシャリストのお仕事
企業ナースの色々な働き方
人気転職会社のクチコミ
医療ワーカーの特徴とクチコミ
看護のお仕事の特徴とクチコミ
マイナビ看護師の特徴とクチコミ
ナースパワーの特徴とクチコミ
ナース人材バンクの特徴とクチコミ
ナースではたらこの特徴とクチコミ
ナースフルの特徴とクチコミ
CBネットの特徴とクチコミ
看護ジャパンの特徴とクチコミ
看護roo!の特徴とクチコミ
FAナースの特徴とクチコミ

企業の選び方
成長企業・業界に転職しよう
国内の企業か外資系の企業か
大企業と中小企業の違い
産業保健師の悩み
医務室の保健師の悩み
治験企業の看護師の悩み
その他
運営会社
ブログ
プライバシーポリシー
免責事項
相互リンク
お問い合わせ