産業保健師は紹介予定派遣が多い?【ハナコの部屋】

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こんにちは、ハナコです。

今年度も残すところ、あと数日…
1週間後には新しい職員を迎え入れ、現場はしばらくバタバタすることでしょう。
でもフレッシュな面々には、当時新人時代の気持ちを思い出させてもらえる良い機会ですよね。
心機一転!日々のお仕事、転職活動も頑張ってまいりましょうね♪

さて前回、産業保健師の求人はどのようにして探すのか?についてお話いたしました。
(詳しくはこちら→産業保健師の求人はどうやって探すの?
求人を探していると、色々な雇用形態で求人が案内されているのを目にすることでしょう。

■どのような雇用形態があるの?
産業保健師の求人を見ると、正社員、契約社員、派遣社員が多く見受けられます。

・正社員
看護師の現場では、常勤と言われることも多いかと思います。
正社員は企業に正規雇用されている社員のことを指します。
無期での雇用を締結し、企業の規定に基づいた福利厚生を受けることができます。
月給もさることながら、多くの企業では賞与を支給しており、賞与が年収に占める割合も多くなります。
雇用形態では一番安定していると言えましょう。

 

・契約社員
ある一定期間で契約を更新(更新がない場合もあります)する職員を指します。
年度毎の契約更新をし、上限3~5年という組織が多いように見受けられます。つまり3~5年の契約を更新が終わると、満期で派遣期間終了となります。
期限が決まっているため、5年先の雇用が不透明という意味でも不安定な雇用形態といえましょう。
また給与形態も、多くの契約内容では賞与の支給がございません。月給×12ヶ月分となるので、年収も低くなるケースが少なくありません。
また1年程度で雇用が終了する場合は、産休、育休の代替要員であることも少なくありません。
正規雇用の正社員に比べると、比較的求人が出やすいのは契約社員としての産業保健師になります。
(学校の保健師も近年は契約での就業が多いです)

 

・派遣社員
派遣のお仕事を経験したことがある方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
単発で1回毎の派遣や、3ヶ月~6ヶ月程度の期間を決めての派遣など様々な期間がありますね。
派遣会社と雇用関係を締結し、派遣先の企業、病院、施設へ行くのが派遣社員となります。
給与は派遣会社から支給され、福利厚生ももちろん派遣会社の福利厚生を利用することになります。
時給、日給、月給いずれにしても、直接企業や病院などと雇用関係を締結することに比べ高く設定されていることが多いです。
しかし派遣の場合は景気や業績に連動して、派遣期間が終了する可能性も高く。非常に不安定な雇用形態といえるでしょう。
ただメリットとしては、その職場を短期間でも経験することができるので心配がないとう方も多いです。

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■紹介予定派遣ってなに?
紹介予定派遣とは、3~6ヶ月程度の派遣期間を経て、派遣期間終了後に正社員としてそのまま就業することです。
派遣社員での説明にも記載したように、お見合い期間である派遣期間にお互いが適性などを確認し合い正社員への話を進めるため、正社員になってからの短期離職を減らすことができます。
産業保健師の場合は業務も特殊である上に、コスト削減の面から見ても、紹介予定派遣という求人の出し方がベストなのかもしれかせん。

正社員で探している方には違和感があるかもしれませんが、6ヶ月程度で正社員に雇用が変わるので、長い目で見ると安心の求人といえます。
紹介予定派遣は、派遣の免許を取得している派遣会社で扱っている求人です。
なかなか求人が見つからないと焦っていらっしゃる方は、紹介予定派遣の求人も調べてみるとよいでしょう♪

 

 

byハナコ

 

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