治験コーディネーターの仕事【ハナコの部屋】

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こんにちは、ハナコです。

関東も梅雨が明けました。いよいよ夏本番!な気温に、大人はちょっと辟易…してしまいますよね(^_^;
今年は猛暑で、9月の例年以上の暑さの日が50%以上と予想されているそうです。
梅雨明けが遅かった分、夏も遅くまで楽しめそうで…最近病院、企業も7~9月で夏季休暇を取得となっているところが増えておりますので、9月の夏期休暇取得予定の方も楽しんでいただけそうです。

さて今日は治験コーディネーターのお仕事について、お話してみたいと思います。
産業保健師の求人が少ない中で、看護師の資格を活かしながら企業で働くことのできる職種です。

■治験コーディネーターってなぁに?
治験コーディネーターは、求人ではCRC職として募集がかかっております。
Clinical Research Coordinatorの略でCRCといいます。

主に製薬会社に所属し、担当業務のスケジュール管理、施設(提携してくれるクリニック、病院)や検査機関の予約を行い、スケジュールが順調に進むよう医師、薬剤師、検査技師の調整を行っていくのがCRCの役割です。
ここだけ聞くと管理だけする…といった印象でしょうか?

実際には医師への内容説明や、被験者への説明やメンタルケアなど、現場にがっちり入って業務を行うことになります。
CRCは必ずしも看護師の資格が必要ではありません。
しかし看護師であることで、医師や被験者からの信頼を得られるため、看護師資格はとても重宝されているのです。

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■治験コーディネーターに向いている人とは?
治験コーディネーターは、基本的に土日祝休み、日勤のみの仕事となります。
カレンダー通りに働きたいという方にはオススメといえます。

治験コーディネーターはスケジュール管理や治験データの取りまとめが重要な業務となります。
担当している治験が終盤に差し掛かると、会社に缶詰になってデータの取りまとめを行うことになります。
ある程度のパソコンスキル(キーボード操作、Excel)は必要となります。
(パソコンスキルに自信がない方でも、勉強したい!という意欲的な方はOKです)

 

■治験コーディネーターのメリット
先にもお話したように、カレンダー通りのお仕事かつ日勤帯のみということ。
また医療技術に自信がない方、ここだけの話血が苦手、高齢者が苦手…など、看護師になって改めて自分に医療現場は合わないと感じた方。
そんな方にも、看護師資格を活かせる数少ない職種です♪

担当業務の期間は数ヶ月で終了するものから、3年、5年と長期に携わる案件もあります。
担当していく中で人間関係が築けるものもありますが、病棟のように密な人間関係とはなりにくいのはメリットになることも多いですね(笑)
更に治験の会社は得意とする分野があります。全てが保険対象のものばかりではなく、一部美容系の治験を行っている会社もあります。(数は少ないですが)
自分の興味ある分野を探すこともできますね♪

 

■治験コーディネーターのデメリット
会社にもよりますが、全国出張が多いです。
また関東でも都心部に会社はあるのに、実施施設が千葉の先で週の半分は千葉…なんてことも少なくありません。
働き方は家庭のある方に向いていますが、実際の業務になると家庭のある方は両立が困難になるケースもあります。

また東京都内の拠点を日によって様々なところへ訪問することがあるので、電車(車)移動は多いです。
同じところでじっくり働きたいという方には、不向きな職種かもしれません。

 

新薬を世に送り出し、様々な疾患で困っている患者さまを救う手助けができます。
看護師さんは人助けをしたい!というヒスピタリティの高い方が多いので、間接的にも患者さまを助けることができる素敵なお仕事です(^^)
治験のお仕事は、産業保健師よりもニーズがあり求人も多いものです。
自分に合った会社、業務内容、未経験でも歓迎している会社など募集内容も様々。
看護師の紹介会社でも治験求人は比較的件数もあるので、相談してみると良いでしょう★

 

byハナコ

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