【高収入を目指すには?】産業保健師の給与

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産業保健師の給与

給料

 

産業保健師を目指す方にとって、お給料も気になるところですよね。非常に狭き門と言われている職業だけあって、給料も良いイメージがありますが、実際の金額はどのくらいなのでしょうか?

産業保健師の平均給与は(あくまで平均です)、月給で約35万円、年収は300万円~500万円とされています。ただし、年収に関しては賞与の有無や賞与額によって大きく異なります。

産業保健師が高収入を目指すには?

産業保健師は、企業で働く社員の健康を管理するお仕事です。

そのため、看護師などとは少し給与体系が異なり、その企業の社内規定によって決まります。企業の規模や実績、売上などによって賞与額は大きく変動し、また雇用形態によっても、給料に幅が生じます。

専任の産業保健師を常駐させている企業の多くは、上場企業などのいわゆる「大企業」なので、正社員として採用されると給料も高くなるでしょう。一方、派遣などの雇用形態であれば時給制になり、賞与は貰えないので、安定はしているものの、収入が大きく上がることは期待できません。

年齢と職場別の収入例

働く職場によって異なる産業保健師の給料ですが、幾つかの事例を見てみましょう。

◆20代 中小企業での勤務:年収 約300万円

◆30代 大企業での勤務:年収 約500万円

◆50代 大企業での勤務:年収 約900万円

中小企業であっても、「産業保健師としてのキャリア」を手に入れることができるので、まずは企業の規模にこだわり過ぎず、数少ない産業保健師の仕事に就くことが大切だと考えましょう。

 

給料

 

最後に病院勤務から産業保健師へ転職するメリット・デメリットを考えてみましょう。

病院勤務から産業保健師への転職のメリット

病院で働く看護師の平均給料は平均月収は約32万円、平均年収は約470万円とされています。

この数字だけを比べると、産業保健師の給料と大差がないように思えます。

しかし、同じくらいの給料でも大きく異なるのが時間。産業保健師は比較的、決まった時間で働くことができ、残業もほとんどありません。そのため、家事や育児との両立がしやすく、プライベートの時間も確保しながら働くことができます。

一方、病院勤務は勤務地や配属先によりますが、夜勤があったり、繁忙期には連日のように残業になってしまうことも珍しくありません。

現在の給料を維持しながら、仕事の時間を軽減したい人にとって、病院勤務から産業保健師への転職は大きなメリットがあると言えるでしょう。

病院勤務から産業保健師への転職のデメリット

人気の高い職種なので、一見デメリットはなさそうですが、病院勤務のデメリットとも言える「夜勤がない」=「夜勤手当をもらえることがない」ため、通常の給与以外の手当がほとんどありません。

勤務時間が規則的なので、体力的にはラクになることは確かですが、昇給するまでは手取り金額が少なく感じてしまう人もいるようです。

病院勤務から産業保健師への転職を考えている方は、「今の給料から夜勤手当を引いた額」を確認してから、検討すると良いでしょう。

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