産業保健師からの臨床復帰は?【ハナコの部屋】

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こんにちは、ハナコです。
ご無沙汰しておりました(^^)

気づけばすっかり春めいた気温。嬉しいですね♪
今年は桜の開花も1週間早い予想になっているそうです!!ビックリですね~
でも入学式に桜の満開が間に合わず、ちょっと残念な方もいらっしゃるかもしれませんね。

さて最近ご相談頂いたのが、今回のお題。
「産業保健師からの臨床復帰はできるのでしょうか?」について、考えてまいりましょう。

 

■産業保健師はブランク?
臨床から見ると、病棟業務から離れた途端ブランクと見られてしまうことが多いです。
看護師の資格を活かして働いていたのに、なぜブランク!?と少々理不尽にも思えますよね。

要は、実際に医療処置をしている業務のみ実務と考えられ、医療処置を行わないことはブランク期間をして考えられているわけですね。
すると産業保健師として活躍している期間はブランク期間と考えられてしまうのです。
産業保健師を実際に経験した方は感じるかと思いますが、病棟と産業保健師のお仕事は全く違うものです。
病棟では治療にくる患者様の医療処置になりますが、産業保健師の主な仕事は社員の健康管理と、予防医学です。
患者様と会社員と、対象となる相手からも想像できますね。
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■ブランク期間がデメリットとなることは?
1つ目は、病院自体でブランクがある看護師の受け入れが可能か否かが転職のポイントとなります。
医療の世界は日進月歩といいますように、5年間現場から離れていると医療内容も備品も変わっていることがあります。

例えば、昔は紙カルテがしか使ったことがなかった看護師さんが、久しぶりに臨床現場に戻ったら電子カルテだったと驚かれていました。
パソコン入力に慣れている方は苦ではないものの、入力に慣れるまではすごく大変だったようです。
比較的受け入れ体制に余力がある環境(人員体制)ではないと、なかなかブランクがある看護師さんの受け入れはしていただけません。

2つ目にデメリットとなることは、ブランク期間の経験加算が給与に反映されないことです。
経験加算の取り方は病院により異なりますから、看護師資格を取得した年月日から算出してくださるところもあります。
しかし実際は、経験加算を病棟や介護施設での業務に限っているところが多いように感じます。
つまり看護師を取得して20年間ブランクなく働いてきた方も、実際に給与算出をされたら10年目の経験の給与だった…実は間に10年産業保健師をしていた期間があった分を、ブランクとして経験加算されていたということでした。

 

もちろん、臨床現場への復職はできないことは間違いなくありません♪
しかし臨床現場への復職をするためには、プロのアドバイスも是非参考にされてみると良いと思います。
人材コンサルタントは様々看護師さんのケースを対応しており、ブランクがある看護師の受け入れが可能な病院にも詳しいですよ(^^)

 

 

byハナコ

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