健診クリニックの保健師

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こんにちは。ハナコです。

今年の花粉飛散量は、昨年の4.4倍なんだそうです。4.4倍!?
4.4倍って…花粉症ではない方には「ふーん、そうなんだ。」でしょうけれど、花粉症の方は「去年の4.4倍辛いってこと!?冗談じゃない!!」ってなりますよね。

かくいう私も花粉症。

4.4倍の花粉に、先週からすでにビビっております。
朝起きると、鼻がツン…とする感じがしており、「ついに来たか、花粉。」と、毎朝ヒヤついております。

毎年辛い花粉時期ですが、転職市場では最後のチャンス!である、2~3月の時期。
産業保健師を目指す皆さまも、うまく転職活動が進められない方は産業保健師のお仕事に変わる代替案を考えることもありますよね?

産業保健師を目指した方が、次の希望でご相談いただく一番多い求人が、健診センターの保健師でした。
今回は健診クリニックや健診センターの保健師(看護師)のお仕事について考えてみたいと思います。

健診クリニックでの働き方

病院の健康診断は職場で受けるため、どのような時間帯にどのような利用者が多いか、イマイチしっくりこないかもしれません。

一般的な健診クリニックは、一般企業の健康診断を担うため午前中早くから健診受付をしております。
企業の多いエリアには、必然的に健診クリニックの割合も多くなります。
都心部のキーステーションでは、8時頃より受付を開始し、16時頃には終業している…と、一般的なクリニックや病院よりも、早めに動き始めているケースが多いのも健診クリニックの特徴と言えます。

働き方については、言わずもがな日勤帯のみです。
更に企業向けの健康診断となると、日祝は固定休みのことが多いです。
月~土のシフト制と思うと、産業保健師同様カレンダー通りの勤務に近く働きやすいですね。

 

どんな業務が多いの?

健診クリニック内での看護業務は、一通りの健診項目の介助、記録、患者案内などになります。
病棟で言う機能別のような形で、午前中は採血担当、午後は眼科検診担当…といったように、時間や日で業務を分けてひたすら効率的に患者様をさばいていくことになります。

良く言えば効率的、悪く言えばルーティンとなりますね。
しかし午前中で50~60名の採血を行う…なんて、序の口です。健診クリニックでは1人でも多くの患者様の健診を行うことが、収益に繋がります。
つまり、少しでも効率的な業務が求められますね。

病棟よりも患者様と接する時間はわずかですし、同じ業務が日々続くわけですから、ルーティンワークが嫌いではない方の方が合うのが健診クリニックです。

保健師業務としては、メタボ健診などを希望の方に健診データからアドバイスを行うといった業務もあります。
ここで初めて保健師のような業務が入りますが、メイン業務とはならないので…

健診クリニックに入職したら、保健師業務が行える!と思ってしまうと、やりたいこととのギャップに悩むこととなるかもしれません。

気になる給与は?

健診クリニックの給与水準は?気になりますよね♪

働き方は日勤のみ、休みはカレンダーに近いとなると…
給与はあまり高くないです(汗)

都内の健診クリニックの相場で360~400万円前後です。
保健師をお持ちの方の場合、月1万円程度の資格手当が加算されることもあります。
これは一般的なクリニックとほとんど変わらない水準となります。

クリニックの方が遅い時間まで診療している、土日祝も診療しているなどで高い給与のクリニックを探すことも可能ですが、健診クリニックの場合は平均給与を飛躍して越えるクリニックは少ないです。

給与よりも、働き方や立地条件を優先して求人選びをしたい方にオススメです♪

 

byハナコ

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