ストレスチェック制度の運用について【ハナコの部屋】

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こんにちは、ハナコです。

世間は昨日からゴールデンウィーク中。長い方だと10連休!!なんだそうです。
今年のゴールデンウィークは、過去最高の人出になるそうですよ。羨ましいですね~♪

みなさんは何連休ですか?

 

さて先日ニュースで、ストレスチェック体制の運用に絡む記事がありました。
昨年12月に運用が開始となったストレスチェック制度。
導入前は運用方法について色々考えられたことと思いますが、開始されておおよそ半年。運用状況はいかがでしょうか?

 

■ストレスチェック制度って何?
50名以上の事業所に対して、社員のストレスチェックを実施し、社員のストレス耐性をチェックしていこうという制度ですね。

過去の記事もご参考に…
ストレスチェック制度って?
ストレスチェック制度開始

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■運用は上手くいっているの?
開始されて半年も経過していない制度ですから、導入義務のある現場では運用もうまくいっていないという話もチラホラ耳にしております。
(正直なところでは、まだ導入へも様子見中…という事業所も少なくないようです。)
ストレスチェックシートの内容、ヒアリング後から相談業務への移行や、医師とのストレスチェックを元にした連携など、まだまだ見直すべき点は各事業所とも多いようです。

ちなみに…私自身も会社のストレスチェックを受けることはないので、まだどのような内容のシートが配布され、どのように運用されているのか実体験があるわけではありません。

もちろん実施側も不安があるので、厚生労働省では導入のガイドラインを設定したい考えとのことでした。
今後ストレスチェック制度が事業所規模も拡大され、導入企業が増えた場合にガイドラインが元となってまいります。

しかしあくまでガイドラインは、ガイドライン。
社内規定で、高ストレス状態をどこから設定するのか?そもそもいつ実施するのか?など細かい部分では、事業所の考えに基づいて考えていく必要があります。
更に規定を設けても、高ストレス者が面談を受けるか否かは、あくまで本人の判断となります。
面談を受けるように促すことが、何より重要となってまいりますが…このあたりの運用についても、実際に難しさをはらんでいるよう感じております。

厚生労働省では、実施者については一定の研修を受けた医師、看護師が実施するのが望ましいとする考えです。
今回のガイドラインが導入されると、産業保健師として働く看護師さんにも何らかの資格や研修の受講などが必要となる可能性があります。

まだまだ運用途中ですから、今後の舵切りが心待ちですね。
是非ストレスチェック制度で成功した事例をご案内できる日が、近くくるといいなと思っております。

 

 

byハナコ

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