産業保健師と保持資格【ハナコの部屋】

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こんにちは、ハナコです。

梅雨の雨が続きますね。今年はいつ頃梅雨が空けるのでしょうか。梅雨明けが今年は例年よりも遅い…なんてニュースも耳にして、そわそわしています。

 

さて、産業保健師を目指したい方にとっては、保健師、看護師以外の資格では、どのような資格が役立つのか気になりますよね?

そこで、現役の産業保健師さんが所有している資格を詳しく見ていきたいと思います。

 

■産業保健師の他にどんな資格を取るの?

まず、産業保健師をしている方の7割は保健師資格を持っているそうです。

看護師資格でも募集は可能ですが、保健師資格があった方が有利…というお話は、以前したことがありましたね。

全体の7割近くが保健師資格を所有しているという数字を見ると、うなずけますよね。

さて、保健師の資格以外にはどのような資格を持っている方が多いのでしょうか?

・衛生管理者

・産業看護師登録

・心理相談担当者

・産業保健指導者

・産業カウンセラー

このような資格を習得する方が多いそうです。

 

071484■衛生管理者は8割が取得する!?

保健師資格を7割の方が取得している以上に、衛生管理者の資格を併用して取得する方が多いそうです。

全体の8割程度の方が衛生管理者取得しているというデータもあり、企業保健師には衛生管理者資格がつきものということが言えますね。

さて、そんな衛生管理者の資格ですが、今まで臨床経験を積んできた方には一度も聞いたことがない資格ではないでしょうか(笑)

衛生管理者とは、労働安全衛生法において定められた国家資格です。労働環境の衛生的改善や疾病の予防処置を行うことが目的で、事業所の衛生全般の管理をする者…と聞くと、企業保健師の仕事内容とリンクしますよね。

また衛生管理者は、一定の規模以上の事業所(常時50名以上が勤めている)には選任されることが義務付けられています。

 

■衛生管理者はどうやってなるの?

衛生管理者には第一種と第二種があります。第二種は有害業務と関連がうすい金融・保険業、情報通信業、卸売・小売業など一定の業種の事業所のみ衛生管理者となることができるのです。第一種はすべての事業所の衛生管理者となれます。

合格率はそれぞれ第一種が56.3%、第二種が69.3%(平成26年度実績)となっています。

試験は全国7ブロックで、毎月行われています。なので、チャンスは多くありますね♪

試験については、毎回傾向が似ているため、過去問題を解いて対策を行うことが合格の一番の近道と言われています。

 

今後、その他の資格にも触れていきたいと思いますので、ご期待くださいね。

 

 

byハナコ

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